霊夢を濡らしてみた

今回は自作のイラストで、「東方project」の霊夢をびしょ濡れにしてみました。魔理沙との勝負に負けて罰ゲームで川に入る羽目になった場面です(笑)。

練習52彩色a.jpg

本当はこのイラスト、軽い練習のつもりで描き始めました。しかし、描いている内にどんどん力が入ってきて……本気になって描いてしまいました。他にもやらなければならない事もあるのに散々試行錯誤した結果、余裕で15時間前後かかりました……。この程度の画力なのに所要時間だけはプロなみというのもどうかと思いますが。ところで、皆さんはイラストを描く所要時間はどれぐらいなんでしょうか? 現在私の場合は約10時間前後といったところです。異常に手戻りが多いからかもしれませんが……。ちなみに。文庫本340ページの小説ならば中断しながらでも約9ヶ月で書けます。……ちょっと比較する対象が違いますね(笑)。

WET小説のリクエストを受け付けています。読んでみたいシチュレーションがありましたらお気軽にどうぞ。イラストは……考えさせて下さい(笑)。勉強の為にもやってみたいですが期待に応えられるか不安なので。
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水と二人の魔法使い

久しぶりの更新です。1年前にネタ出しだけしたアリスと魔理沙のWETなSSがようやく完成したのでアップします。この二人の組み合わせは「アリマリ」ということで人気がありますが、やっぱり絵になります。特にアリスの服は濡らしであるというか……。いつかイラストでも描いてみたいです。

……

……自分はいったい、何をしようとしているのだろう。
虚ろな目でシャワーから流れるお湯を眺めながら、アリスはぼんやりと考えていた。
ブーツに包まれた足元には既にお湯の流れができていて、小さな音をたてて排水口へと吸い込まれていく。
その傍には独り暮らしの家には似合わない程大きな風呂があり、いつでも入浴できるようにお湯が張られていた。
まるで魔法の森が引っ越したかのような乱雑な空間と化している家の中からは想像もつかない程快適な風呂場だった。
普通の状況ならば、言葉に甘えてシャワーとお風呂を楽しんでいるところだろう。
しかし、今回ばかりはそうもいかなかった。
「準備できたぜ。そろそろ入っていいぜ」
すぐ後ろから、家の主である魔理沙が声をかけてくる。
振り向かなくても分かった。
魔理沙がいつもの少年のような笑みを浮かべ、自分が行動を起こすのを待っているのが。
「……もう一度確かめるけど、本当に言う通りにしたら例の本を貸してくれるの?」
「疑り深い奴だな。私に二言は無いぜ。その代わり、ちゃんと言う事は聞いてもらうからな」
「だからって……。この服装のままシャワーを浴びてお風呂に入れってどういうこと!?」
言ってから、アリスは自分の言葉の意味に気づいて心が熱くなった。
ブラウスの上から着込んだ上下一体型の深青のワンピース、白のケープに赤いリボン、同じ色の腰帯に紺色のニーソックスにブーツ、そして赤のカチューシャ。
まさかこの姿のままびしょ濡れにならないといけないとは……。
「細かい事を気にしたら負けだぜ」
「そういう問題じゃないでしょう!」
「とにかくびしょ濡れになってくれればいいんだ。条件はそれだけだぜ」
冗談ではないかと思いながら魔理沙の目を確かめたアリスだったが、いつものように真剣な光が浮かんでいる事に気づいて諦めた。
もっとも、魔理沙は冗談さえも真剣にやる事が多かったが。
「……分かったわ。やればいいんでしょう、やれば。その代わり、約束は守ってね」
「ああ。本は貸すし、服もちゃんと乾かしてやるぜ」
その言葉に背中を押されるようにして、アリスは目の前のシャワーに目を向ける。温かそうな湯気が肌に当たって、改めて自分が非常識な事をしようしている事を実感する。
「シャワー、手に持っていい?」
「少しずつ濡れていくのが通のやり方ってものだぜ」
「何が通のやり方よ」
反論しながらも、アリスはシャワーを手にした。しばらく躊躇っていたものの、背中に魔理沙の視線を感じるのと同時に。ついに一線を踏み越えた。
シャワーから流れる温水をスカートから伸びるブーツに浴びせ始めたからだった。一気に水が染みてきて、中に履いているニーソックスまで濡れ始めていく。
「……変な気分」
「でも楽しいんだぜ。やった事があるから分かるんだけどな」
「……変態」
「アリスも似たようなものだぜ」
「……」
確かにそうかもしれない、とアリスはぼんやりと考えた。人間だろうが妖怪だろうが、心がある限り色々と変な事を考えたくなるものなのだ。この程度で変態と言ったら失礼ではないか……。
アリスは何も言わずにシャワーを動かした。吹き出す温水はワンピースのスカートを濡らして、変色させていく。いつも着ている服が水の通り道となる感覚はあまりに不思議だった。
「どう? こうすればいいんでしょう?」
「……あ、ああ。以外と大胆なんだな」
「もう濡れちゃったからどうでもいいわよ。雨にでも濡れたと思えばなんてことないから」
そう言いながら、腰帯から下全部にお湯を浴びせていく。まだ濡れていなかった背後にもシャワーを回したので、下半分は全部お湯を含んでしまったが、アリスの表情は変わらなかった。
「……魔理沙?」
「あ、ああ。なんだ?」
「何さっきから黙ってるのよ」
「な、なんでもないぜ!」
おそらく自分に見とれていたのだろう。自惚れた考えだったが、間違っているとは思えなかった。だったら一段と見とれさせてやろう。そう思ったアリスはついに胸元からシャワーを浴び始めた。白いケープや赤いリボンなどがぐっしょりと濡れていき、バランスのいい身体のラインが次第にあらわになっていく。
特別胸が大きいわけではなかったが、人形のように均整が取れているという自負はある程なので、何とも言えない妖しい雰囲気が漂い始める。
「あーあ。びしょ濡れになっちゃった……」
「アリス……。笑ってるのか?」
「悪い? 服を着たままシャワー浴びてるのに笑ったりして」
「いや、別に……」
魔理沙が動揺を抑えているのが手に取るように分かった。それが可笑しくて笑っていたのだが、気づいていないようだった。
そんな事を考えながら、背中にもシャワーを回していく。最早全身が濡れているので躊躇う理由は存在しなかった。それどころか……。
「なんだか気持ちよくなってきたわね」
「そ、そうなのか……?」
「だって普通ならしない事をしてるんだから。もう何をしても平気っていうのもちょっと面白いわね」
「あっ……」
魔理沙が返事するよりも早く、アリスはついに頭からシャワーのお湯を浴び始めた。綺麗な金色の髪が水流を受け止めて輝いたが、人形のような少女は恍惚とした表情を浮かべていた。
しばらく全身にお湯を浴びせかけてから、アリスはシャワーを壁にかけた。なおも肩口で受け止めながら魔理沙に向き直る。
「さあ、これで満足でしょう?」
「……」
「返事したら? 黒と白の魔法使いさん?」
「アリス……。好きだぜ!」
魔理沙の次の行動はまったく予想できなかった。言葉の意味を飲み込むよりも早く飛びかかられて、濡れた壁に押しつけられたからだった。
シャワーから出る温水が、金色の髪や黒い魔法使いの服を容赦なく濡らしていたが、そのまま腕を腰に回されて引き寄せられる。
「ち、ちょっと……何するの!?」
「好きだぜ、アリス。びしょ濡れになると特別なんだな……」
「私は貴方の事が大嫌いなのに!」
「私は好きだから問題ないぜ」
全身びしょ濡れになりながらも、魔理沙は笑っていた。いつものやんちゃな笑顔に、アリスは心の中で何かが崩れるのを感じる。
「魔理沙……びしょ濡れじゃない」
「構わないぜ。アリスだってびしょ濡れだろ?」
「うん……。でも変な気分。濡れた服のまま抱き合うなんて」
心がどこか壊れている事を自覚しながらも、アリスは逆に魔理沙を抱き寄せた。その間をシャワーのお湯が流れていく。
「言ってる事とやってる事が違うぜ」
「服を着たまま濡れてしまったからよ、馬鹿……」
「別に構わないぜ」
後は言葉にならなかった。
二人の魔法使いはシャワーの下でただ抱き合っていたからだった。
こうして。
アリスもまた、魔理沙の手によって「服を着たまま濡れる」ことに目覚めてしまったのだった……。

……
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